山内健生会員より、マダニに関する企画展のお知らせを頂きましたので、掲載致します。
展示概要
- 平成27年5月2日(土)〜 7月20日(月・祝)
- 兵庫県立人と自然の博物館
- 展 示 物 : 標本6点、パネル4点
- 主 催:兵庫県立人と自然の博物館
- 展示担当 山内健生
くわしくは、兵庫県立人と自然の博物館のサイトをご覧下さい(リンク)
マダニ類は、哺乳類、鳥類、爬虫類の体表に寄生して吸血する大型のダニ類です。マダニ類は、吸血の際に病原体を媒介する場合があります。兵庫県内でも、マダニ類が媒介する感染症(日本紅斑熱と重症熱性血小板減少症候群)によって、死者が出ています。マダニ類は、日本に46種が分布し、兵庫県内では約10種が確認されています。今回のトピックス展では、兵庫県内に分布するマダニ類の標本と写真を展示します。この機会にマダニ類がどのような姿かたちをしているのかを知っていただき、マダニ媒介感染症の予防に役立てていただけたらと思います。
山内健生
兵庫県立大学 自然・環境科学研究所
(兼務先:兵庫県立人と自然の博物館)